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February 01, 2007

それでもボクはやっていない

公開初日に観に行った。周防監督久々のメガホンで楽しみにしていたが、期待以上。
ただその後味はうんと苦く、数日後を引く。

小道具、セット、セリフ回しともに細部までリアルに作ってあり臨場感を楽しめる。しかもトーンを押さえた演出で、不当逮捕されたらこうなるのかと、胃を摑まれた気分になり不条理な世界に引きずり込まれる。
きちんと作ってある映画なので、過去の色々な「不条理」場面を想起させられた。

痴漢冤罪の可能性は相当高いのではと思う。満員電車の個人的感覚からと、タレントのBKの独白が根拠。BKは電車通学時、痴漢を5名捕まえ、そのうち2名は無関係だったとテレビ番組で語った。この場合に限っては40%が誤認という恐ろしい数字である。

「痴漢」扱いされると駅事務所に連行される。釈明しようと意気込んでいるが、駅員からは全く事情も聞かれない。駆けつけた警官の「話は署で聞く」という口上を真に受け、おとなしく連行されるが、待っているのは拷問的取り調べだ。それでも頑と否認していると、刑事から究極のご提案がある。
・Aコース「認めれば罰金3万円で今日か明日中に釈放され、誰にも知られない」
・Bコース「認めないと何ヶ月も拘留され、有罪率99%以上の裁判が待っている。執行猶予が付かないと短期間ではあるが収監される場合もある。捜査過程ではご近所、職場におまえの性的嗜好を聞いて回る。家宅捜索も行い、必要に応じて親戚も訊ねる。付け加えるが勝っても負けても弁護士費用はお前持ち」

はらわたが煮えくり返るが、ほぼ全てを失うBコースは選択し難い。

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鑑賞日 2月1日 感 想  140分以上と非常に長いんですが中だるみせずに一気に見る事が出来ました。 痴漢冤罪事件を扱った映画ですが、裁判の仕組みとか裏側とか分って非常に面白かったです。 もし、万が一私が痴漢冤罪で捕まったとしたら3日位... [Read More]

Tracked on February 01, 2007 at 10:00 PM

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